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注文住宅 千葉県柏市 涼温な家 水戸工務店

我ら水戸ファミリー

我ら水戸ファミリー

物語

頑固一徹の棟梁・小林良三(こばやし・よしみ)と肝っ玉母さんの美南子を中心に、二人の息子と嫁に孫、大工たちまでが一つの家族のように暮らす水戸工務店。まるで古き良き時代の大家族のようだと評判のその工務店から、2013年春、日頃お世話になっている人たちに向けて2通のメッセージが届けられた。

「・・・このたび代表取締役を退任し、大工棟梁に戻り、天職である家造りに携わり、伝統工法の技術を残していく所存です。」

大工棟梁 小林良三

「・・・この度、小林良三の後任として代表取締役社長に就任致すことになりました。小林辰成を取締役副社長とし、共に若輩の身ではありますが、今後一層の努力を尽くし多くの方を幸せにする住まいづくりに邁進する所存でございます。」

代表取締役社長 小林弘典
取締役副社長  小林辰成

水戸工務店に世代交代の時期が訪れたのだ。もちろん良三がファミリーの精神的支柱であることには変わりがないのだが、社長業を退き、棟梁に専念することにしたのは、日本の木造軸組工法の家を造る大工が激減している現状を踏まえてのこと。いま後進を育成しておかないと、ものづくりの伝統が途絶えてしまうと危ぶんでのことだ。

父から工務店を託された弘典・辰成は、様々な場面で父の偉大さを痛感しつつ、自分たちなりのスタイルを築き上げるべく、配偶者の淑子・紘子とともに懸命の日々を送っている。大工職人の育成以外では、野菜づくりや孫たちの剣舞の指導に没頭しているように見える良三だが、口には出さずとも家族を案じる思いには格別のものがあるようだ。

新しい時代を迎えた水戸ファミリーでは、三代目の若木たちもすくすくと成長している。まず、良三の孫で最年長の俊皓が大工をめざして水戸工務店に入社。他の孫たちもそれぞれ高校・中学・小学校に進学し、進むべき道を模索する者も出てきた。大工たちもベテラン・中堅・新人が、それぞれの役割を着実に果たすことで、水戸工務店の屋台骨をしっかりと支えている。

半世紀近く前、良三と美南子の二人でスタートした小さな工務店は、根を張り、枝を広げ、大きな樹へと育ちつつある。そこには小林家だけではなく、大工たちやその家族まで含めた多くの人たちの夢と希望が宿っているのだ。

墨壺

我ら水戸ファミリー seasonⅠ