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無事、完成見学会を終えました‥

一昨日、昨日と2日間で完成見学会を開催いたしました。
コロナ対策にて、各時間1組、完全入替制での開催でした。
全時間帯にご予約をいただき、昨日は強風雨の悪天候でしたが、皆さまに無事お越しいただき見学会を終えました。

2階リビングから南への眺望は、視野を遮る物が無く下界を見下ろす感じに、皆さんが、
「うわ~、素晴らしい眺め!」と、まず感嘆の声を‥

この建物は当社設計の建物では無く、パッシブハウス設計を行う設計事務所、Archi Atelier MA 株式会社・丸山晃寿さんによる設計・監理の住宅を当社が施工しました。

さて、超高断熱に設計された家の住み心地は、どうだったかというと‥
冬の工事中から完成見学会当日まで、まだ一度も暖房を付けていない家なのに、寒くない!
とういか、充分暖かい!!

レーザー温度計で各部分の温度を測ると、床も壁も天井も、オール21度程。
輻射冷熱無し‥つまり温度差が全く無い空間。

大事なのは、断熱計画、窓の大きさと配置‥それに合わせた家の大きさと、冬の日射取得エネルギーと夏の日射遮蔽の方法を検討すること。
設計の段階でシュミレーションをしっかりとします。
お施主様に、この無暖房の暖かさを体感して欲しくて、断熱計画は妥協無しで設計します。

高台にあり、ほぼ真南向きのこの家は、冬の日射取得を邪魔するものがありません。
将来的にも邪魔するものが建つ立地でもありません。
自然エネルギーを積極的に利用して快適な空間をつくるパッシブハウス設計に、この真南で高台の立地条件は大変好条件でした。

そして、超高断熱で真南向きに大開口の家は、冬の暖を取るのに優秀ですが、夏対策をしないと大変なことに!
そちらは、ドイツ製の外付け電動ブラインドを採用して、対策しています。

1階の寝室からの眺め‥1段下に植栽されている白モクレン
窓越しに、雨に濡れながらも咲く、白い花びらを眺めるのも素敵

今度の週末は、我孫子市で、当社設計・施工の家の完成見学会を開催します。

西側接道、東西に細長く、南に日射取得のための空間が取れない敷地条件で設計しました。

誰もが、南向きの好条件な敷地で、家造りが出来る訳ではありません。
それでも、なるべく少ないエネルギーで、家の中の温度差が無く、住み心地の良い家を造ることが可能です!!

是非、体感にお越し下さい。

見学会のご案内は、こちらのページです