N様邸は、数年前に当社で和室の畳をフローリングに替えてリビングとして使用できるようにリフォームしたのですが、DKとリビングが別々の空間となっているため、食事の支度をしていしている時など、お子様に目が行き届かず一人で遊ばせていると心配になるとい相談を受けました。

そこで今回は、2つの部屋を1つの部屋になるように押し入れの壁を取り、外側に面したキッチンを対面型のキッチンに変更して家族が団らんできる間取りのリフォームをします。

まずは、現況調査をして抜ける壁か抜けない壁かを天井裏から確認します。

現況の確認

壊したい壁に耐力壁と通し柱がありました。

通し柱はいじらずに耐力壁を補強しながらできるだけ大きな開口に出来る様工事の方向性を決めます。

断熱材もほとんど入っていないため夏も冬も相当厳しい環境だと容易に理解できます。

一つの部屋になるように押し入れとキッチンの壁を解体します。

 

補強梁を入れて柱を入れなおしながら開口部分の邪魔になる真ん中の柱を抜いていきます。

しっかりと断熱材を入れるために床と壁も解体しました

大体解体できたので次は断熱改修工事に入ります。

つづく