柏市O様邸 ヒート20 G2グレード UA値0.39 断熱工事
2022 / 02 / 10 水戸工務店ブログ
目次
断熱材の施工は一見簡単そうに見えますが、断熱材の種類によって施工方法や条件が変わってくる為、素材の性能が100%発揮できるように、断熱施工の知識と丁寧な工事が必要です。
残念なことに断熱施工者のほとんどが、知識もなく流れ作業のように断熱工事を行っていることが大半です。
中途半端な工事をすると断熱メーカーのカタログに書いてあるような性能の数値は出ません。
施工者にはしっかりと工事要領を理解してもらうための定期的な講習は不可欠です。
もちろん部分部分の写真も撮り、データで管理することも重要です。
屋根外断熱 屋根の野地板に気密テープを張った後にネオマフォーム50㎜を隙間なく貼り付けています。
断熱施工後に再度気密テープを貼り屋根通気垂木を専用ビスで固定しています。
屋根内側付加断熱 高性能グラスウール16K 100㎜充填
バルコニー断熱工事 ネオマフォーム50㎜+高性能グラスウール16K 100㎜充填
壁充填断熱 高性能グラスウール16K 120㎜
グラスウールを押しつぶさないように隙間なく充填します。
防湿フィルム厚手タイプ0.2㎜
コンセントやスイッチ廻りなどに専用の防湿部材を使用し、室内から断熱材に湿気が入らないように気密を取ります。
基礎下断熱ネオマフォーム50㎜
基礎立ち上がり面と底板部分に断熱材を貼り、断熱気密化することで床下も室内と同等の温熱環境にしています。
断熱工事が完了しました。
作成者 : mitok