明けましておめでとうございます。
元日の昨日は、例年通り、妻・淑子の実家と私の実家への挨拶へ行ってまいりました。
とはいいましても、飲み食いするだけなのですが、、、 (笑)

お正月と言えば、昔はお店のシャッターが閉まっているイメージですが、今は様々なお店が営業していますね。
便利なので嬉しいのですが、季節感が感じ難い気がしますね。

私の実家に行きますと、当然仕事の話になるわけですが、今年はいろいろな意味で激動の年になりそうです。

まず、消費税の増税、これには本当に悩まされます。
ニーズの先食いで4月以降の仕事量は当然減るのですが、目下の問題としては、今後も(3月まで) 増えるであろう、リフォーム等の駆け込み需要です。

新築住宅に関しては上がった消費税程度の救済措置があるので、それほど大きな出費にはならない場合がほとんどです。
ただ、リフォームに関しては、単純に税率アップ分の負担が増えます。
そのために、駆け込みの仕事が増えるわけです。

現在は様々な業種での職人さんが足りておりませんので、納期が読めません。
既に3月の予定もほぼ埋まっている業種もあります。
また、職人不足の悪影響は、工事の質が落ちてくる、と言うことです。
実際、今まで一人前の職人として働いていなかった人たちも駆り出されているようで、あちこちで仕上がりに対する問題点を耳にしています。

私どものところでは、大工職人は自社で育成しており、丁寧さや技術には自信がありますが、木工事や家具工事などで満足頂いても、仕上げの工事によって、お客様に不満を抱かせてしまっては元も子もありません。

この3ヶ月間はいかに工事の質を上げるか、それが大事なポイントになるでしょう。

その他、建築業界では法制度も大きな変革を迎えます。
変化があると、大概は手間が増えるので歓迎しがたいものですが、それがお客様の快適と便利と安心に繋がると信じて対応していくしかありませんね。

2014年も宜しくお願いいたします。