これがたたき上げ大工の当たり前の家造り
2008 / 02 / 06 水戸工務店ブログ
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本当にありがたい事です。嬉しいお礼のメールを頂きました。
4年近く前にソーラーサーキット工法で新築された流山市のI様宅に新しくエアコンを設置したいとお話しがあり、エアコンを取り付ける業者に連絡してお伺いさせていただきました。
その際に壁の中の梁や窓のシャッター、ベランダがあって、どう設置したものか、かなり迷う事になり取り付け業者より、この場所はどうなっているか解りますか、との問い合わせに私が急ぎ手描きの略図と寸法を描き込んだ絵をFAXにて送りました。
偶然、建築中にお客様が撮った写真がありまして、私の絵とそっくり同じだったそうです。
『新築して3年になりますし、他にも多くの家を手がけされてるのに、よくすぐ絵がかけるものだ』とエアコンの取り付け業者の2人がしきりに感心して話をしているのをお聞きになり、奥様がお帰りになったご主人に話をされたそうです。
I様のご主人から『帰宅後にその話しを聞いて、小生も嬉しくなりました。家を建ててもらって良かったと改めて話しました。ありがとうございました。』とありました。
↑これが略図です。
当社事務所内でも、良く何年も前の家の事を覚えているねと感心されましたが、私は「お施主様の家を造る時は真剣勝負だよ。当社で造らせて頂いた家の構造や組み方を覚えていなくてたたき上げの棟梁とは言えないだろうと低い鼻を少し高くしました。
今も約20年位前に新築された家のリフォーム工事で床暖房工事をする事になり、この家を造った当社の大工と話をして、床下に断熱材を入れたか入れないかの賭けをしました。
工事した大工は昔だから入れてないと言いましたが、私は入っているはずだ。まぁ解体してみればわかると言っておきました。
私の言った通りの結果で私の勝ちでした。
その位に大工さんと棟梁の差はあるんです、と言いたかっただけです。
これからも一棟入魂の気持ちでいい家造りにまい進してまいります。
作成者 : 水戸工務店