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チョット嬉しかったソーラーサーキット現場内覧会


1月19・20日と2日間、鎌ヶ谷市のK様邸内覧会を行わせていただきました。
2日間ともお天気に恵まれましたが、朝方外気温5℃と寒い日だったので、ソーラーサーキットの家の内覧会としては最高に有難い気候でした。

 

 

 

 

見学においでになられたお客様方は、玄関に入るとホッとするような顔をして「暖かいですネ」とおっしゃいます。その始めの一言でお客様との距離がグッと近くなり話もはずみます。材木の事や自然素材・造り方等…さまざまな質問の後に御家族の事やお仕事の話で賑わいました。

小さなお子様は桧の床が気持ち良いのかゴロゴロと寝転んだりして遊んでいました。
もう今の家に帰りたくないとおっしゃるお客様がおりました。
何もお話しが無いのですが、3時間もゆっくりして帰らないお客様がおられましたので、私が「どうですか?」とたずねますと「すごく居心地が良いんですよー。私も早く建てたいんですが妻の実家の土地なので…」とお悩みのご様子でした。

又、ご近所の奥様からみかんの差し入れをして頂きまして、工事中に当社の職人さんがあいさつをきちんとしてくれるので、その家のお孫さん (4歳位の男の子) が大きな声であいさつが出来るようになったそうです。
たまたまその家の方がベランダに布団を干したまま鍵をかけてお出掛けになり雨が降った時に「職人さんが布団を取り込んでくれていたんですよ。ありがたかったです。」とおっしゃっていました。

私が嬉しかったのは見習い大工、今年で3年目に入る浩保 (ひろやす) が内覧会が終わり、私がトイレに入ろうとしてドアを開けた時何をしているかと見ると、素手で便器を洗っていました。私はそっとトイレの戸を閉めて来ましたが、自分達が造らせて頂いた家が大切に思えるようになって来たかなと内覧会の帰り道、嬉しくて自分の顔がほころんでいるのがわかりました。
今の若い者はしょうがないと言いますが、少しずつ自覚して職人の心意気を身に付けてほしいものだと思う。