リフォームしたS様邸の換気システムのメンテナンスで。
2009 / 09 / 02 水戸工務店ブログ
目次
5月にリフォームさせていただいたS様より、御連絡をいただきました。
S様邸は、アルミサッシを樹脂サッシに、断熱を改修し、外壁、内壁、床、浴室、キッチンとほとんどすべてのリフォームを行いました。
そのS様より「換気システムのお手入れランプがついたから見に来て」とのことでした。
当社では、新築、改築に関わらず、換気システムを非常に重要視しています。
勿論、今の法律では、新築でもリフォームでも換気システムの設置は義務付けられていますが、この義務と言うのが非常にあやふやなのです。
ただ、家の容積に対して、これだけの空気を吐き出しなさい、と言うものです。
つまり、空気を出す場所はトイレ、浴室、キッチンと昔ながら、空気の入れる場所は家の隙間、と言うお粗末なもので、そこに空気のきれいさ、住み心地の良さと言った点は関係が無いのです。
これでは外に向けて扇風機を動かしているのと大差はありません。
私たちでは、換気システムの空気の経路、入れ替わる空気の量、空気の出入りの位置等の計算を行い、
効果的で質のよい換気システムを施工しています。
質の良い換気を行うためには、換気システムのメンテナンスは必要です。
御連絡頂いた、お手入れランプとは換気システムのメンテナンスの時期をお知らせしているのです。
この換気システムのメンテナンス、勿論お引渡しの時にも説明をしています。
ですが、お引渡しのときは、そのほかにも覚えることがたくさんあり、すぐに必要のない換気システムは後回しになりがちです。
そのため、最近ではお引渡し時の説明は最小限にして、時期が来たら呼んで下さい、と言っております。
換気システムのメンテナンスは実はとっても簡単!なのですが、簡単になるように計画や施工に工夫があります。
換気システムのメンテナンスは数分で終了しました。
すぐに終わってしまったので、お客様はこんなものでいいの?と言うくらい拍子抜けのようです。
お茶を御馳走になりながら、新しくなったお家の感想をいただきました。
「とっても気持ちが良くて、お盆休みの間は何処にも出かける気にならなくて、ずーっと家にいました」
と言う嬉しいコメントをいただきました。
リフォームでも省エネルギーで住み心地の良い「いい家」が出来上がります。
自然素材リフォーム、断熱改修、耐震改修等、御興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
現在のお住まいが、どのようにいい家になるのか、丁寧に御説明させていただきます。
作成者 : 水戸工務店