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上棟式とお引き渡し

家造りの節目と言われるものはいくつかあります。ご契約、着工、上棟、完了検査、お引き渡しなどですね。
その中でも私が一番の節目と感じるのは、上棟とお引き渡しでしょうか。
あ、一つじゃないですね(笑)

先週の土日は柏市西町にて見学会を行いつつ、土曜日の夕方には柏市酒井根の現場で上棟式、
上棟式をさせていただいた、Y様はお仕事がら、 建物の性能や強度をよくわかっておられて、性能を発揮するための私たちの細かな工夫も理解していただいていたのには驚きました。
性能や技術をわかっていただけると、作る方としてもとても張り合いが出ますね!
ふるまって頂いたごちそうを頂きながら、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
Y様ありがとうございました!

翌日の日曜日は、西町の現場で、見学会後お引き渡しをさせていただきました。
節目を感じる2日間、思い出に残る週末でした。

とは言え、この仕事はお引き渡しをしておわり、という仕事ではありません。
その家がある限り、家守りとして、お付き合いをしていくことになります。

お施主様とお付き合いしていくためには技術力の維持が大切です。

日本では、2010年に50万人いた大工さんが、2020年には30万人になると言われており、その後もさらに減少していくことが危惧されています。

現在、水戸工務店では若手の職人の育成に力を入れて居るのは、こういった将来に対して、工務店として出来ることはないか、と考えてのことです。

たとえば30年後にお客様が、増築や改築がしたいと言ったときに、適切に施工する技術を持っていなくてはなりません。
ハウスメーカーや建売などを行うもっとも大工さんの数を使用している会社は、ほとんど職人の育成を行っておらず、使い捨てのような扱い方です。

私たちは小さな地場の工務店ですが、技術の継承を行い、お客様の将来に貢献していかなければならない、と考えています。

そのためにはお施主様にも選んでいただける工務店にならないといけませんね。

今後も頑張っていい家を作り続けていきます!