昨日の5月10日に柏市にて上棟を致しました。

昨日は夕方より大雨の予定が出ていましたが、雨が降る前に上棟を終え、無事に作業が完了いたしました。

その後、お客様にねぎらいの場を設けていただき、ご馳走になっておりました。

建て主様は現場の隣に住んでおられるのですが、ご挨拶のときに「毎日近くで見ることが出来て幸せです。」と仰られました。
続けて、私共が行なう「作業がすべて美しい」と言うお言葉を頂いたときに、この期待に沿うようにプロの仕事を見せて行かなければならないな、と決意を新たにしました。

建て主様には申し訳ないのですが、さらに強く印象に残ったのはお父様のお言葉でした。
「これだけよくやってくれる大工さんはいないよ。」と何度も何度も仰られていました。
しかし、これだけなら良くある話なんですが、 (不遜な物言いですみません)
最初はこの御父様は当社で工事をする事にあまり良い反応ではなかったようです。

そもそも、お母様と建て主様でご来社され、その後の見学会なども御父様はいらっしゃらなかったのです。
現地を見に行ったときに少し顔を出された程度で、あまりお話も出来ませんでした。
理由は、当社のお見積もりが少々高かった事にあるようです。
ですが私共は正直に家造りを行なうために、良い家を造るために掛かるべき費用はすべて計上しています。
早い話、良いもの以外は作りたくないのです。

そんなこんなで、当初は工務店なんでほかにもあるだろう、とお話されていたのでしょう。

しかし、地盤改良、基礎、上棟と間近で見ていただき、昨日のコメントを頂きました。
こんなときは、「ああ、やっぱり良い物つくりにこだわってよかったなぁ」と思います。

竣工後も、住んでからも喜ばれる家を造る事に努力いたします。