朝早くに旧沼南町にある当社資材倉庫近くの竹林まで笹竹を取りに行って来ました。
地鎮祭に使う笹竹は当日に切らないと笹の葉がしおれてしまうので、いつも地鎮祭当日に取って来ます。

今度の現場は私のふるさと、水戸です。
現場は私の卒業した中学校の近くだったので、昔この辺を遊んであるいた事を思い出して
懐かしい気持ちになり、早めに到着し時間があったので、一緒に行った長男に思い出話を
話す事が出来ました。

早いもので、あれから今年の4月が来ると53年が過ぎます。
中学時代の担任の先生の言葉を思い出します。
「おまえの性格は職人向きだ。職人になれ。そしてなるなら職人を束ねる棟梁になれ」

大工の修行をする為に柏の親方の元へ来た時、あの時の先生の言葉があったから、大工一筋50年
お母さんに一日でも早くお小遣いをあげたいと思い、夢中で働く事が出来たのだと思います。

振り返ってみると、一軒一軒心を込めてしっかりと大好きな家造りをしてこれた事に感謝できる事が
一番の幸せであると思えるようになりました。

そんな話をしているうちに、赤い車に乗ってN様家の生まれて5か月の赤ちゃんを連れて皆様がお越しになりました。

早速地鎮祭の準備をお手伝いして、神主さんの祝詞をいただき、無事に終了しました。