TOP >  地鎮祭、打ち合わせ、上棟式、大忙しの一日でした。

地鎮祭、打ち合わせ、上棟式、大忙しの一日でした。


朝から細かい雨が降っていましたが、守谷市で行なうM様邸上棟のため、朝6時には大工職全員が柏の作業場に集まっていました。
作業場で墨付け加工した桧差し鴨居や棟木に使う直系28cmの丸太、隅梁に使う松の太鼓梁、ケヤキの27cm角の大黒柱 (これが本当に重い) を皆で担ぎ上げ、トラック3台に積み込み、上棟現場に出発いたしました。

 

 

 

 

私はトラックを送り出した後、おそらく足元が悪いであろう地鎮祭の為に、ブルーシートや合板を積み、流山のT様邸の現場へ行きました。

解体工事の後に降った雨のため、現場は泥々でした。
水溜りになっている所を溝を掘り、水を流して、ブルーシートを敷き、合板を並べて、神主さんを待っている間に、建物の配置通りにロープを張りました。
途中から日が照りだし、良い地鎮祭になりそうだと喜びと同時にほっと致しました。
その後、道路の掃除をしている所へ、T様と神主さんが同時にいらっしゃいました。

地鎮祭は滞りなく、厳かに行なわれ、無事終了いたしました。
後片付けは息子に任し、守谷事務所での打ち合わせのため、現場をすぐ後にしました。

守谷の事務所では、やはり守谷で建築予定のS様と間取りの打ち合わせをして、その後上棟現場の見学にご案内させて頂きました。

上棟作業と、組み上がった構造を見て、S様から「職人さんの動きがきびきびしていて気持ちいいですね、材木も特に大黒柱が見事ですね」と、感想を頂きました。

こちらのお施主様であるM様は、東京に住まわれていたのですが、工事の始まる少し前に守谷市に越してこられていますので、基礎工事中から何度も現場に足を運んで、本当にいい家が建つのを楽しみにしておられました。
その期待に沿うよう、努力することを誓いました。

写真は上棟の祝詞を挙げた後の記念撮影です。
上棟式では今日のこの晴天に感謝をして、この建物が何事も無く無事に竣工する事、家が完成するまでには多くの職方が携わりますので皆の安全とM様の家運長久をお祈りいたしました。