大工さんがいなくなる!?
2016 / 01 / 20 水戸工務店ブログ
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こんにちは 水戸工務店 小林弘典です。
今日は大工さんの話です。
何度か書いているかもしれませんが、大工さんが不足している、という事実はご存知ですか?
昨年、国税調査が行われましたが、こちらの結果はまだ出ておりませんので、
2010年の国税調査をベースに話します。
2010年の国税調査で自分の職業が大工、と書いた人が50万人いました。
この人数は1980年の90万人をピークに、下がり続けています。
(正しくはバブル期にちょびっと上がりましたが)
10年ごと10万人以上減る推移を続けていたのですが、2010年調査から10年後の2020年には、10万人ではなく一気に倍の人数が減って、30万人になってしまうのではないか、と言われています。
1985年から一貫して若い人が入ってこない、そして年配になった大工さんがどんどんやめることで、このような状況になっています。
当社では10代、20代の大工さんが何人も居りますが、開発現場の建売住宅で大工さんを見れば、年配の方が多いのは明白です。
若い人が大工さんにならない原因に、将来性の問題や、雇用形態の問題などがありますが、もう一つ、大工さんが技術を必要としない「組み立てやさん」化している現実があります。
技術が無い大工さんでは、使い捨てられる恐れもある、そんな業界では魅力が無くなりますよね。
でも、もっと大きな問題もあります。
話が長くなったので、続きは次回!
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有限会社 水戸工務店
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作成者 : 水戸工務店