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大工道具を届けに一路気仙沼へ!

東日本大震災から3か月、ニュースなどで見る被災地はまだまだ大変ですね。
この春入学した小学生がきちんとした給食も食べることの出来ない様子を見ると、同じ年の子を持つ親として、悲しくなります。
一日でも早く日常を取り戻してもらいたいものです。

私たちでも出来ることはないかと思案の日々、社長も地震直後に大工をつれてボランティアに行く!と言っていましたが、こちらの現場も工期が迫っているため、なかなか行動に出れませんでした。

そんな中、住宅の業界新聞を見ると、津波被害の大きなところでは大工道具もすべて流され、作業をしたくてもできない状況とのこと。
倉庫で眠っている道具などがあれば送ってほしいという内容でした。

記事を見た社長は突然「これだ!」と思い立ったらしく、すぐに電話をかけ始めました。

気仙沼の建材店がボランティアで大工道具を配っているとのことで、連絡を取ってみると「まだまだ必要」とのこと。

すぐさま当社の大工たちに電話をかけ、「新しいものを買って渡すから、今使っている道具と余っている道具があれば、持ってきてくれ」と号令!
水戸工務店では大工職は社員ですが、大工道具や機械工具は大工の個人財産です。
被災地で困っているから、と言うだけでは中々集まらないと思いますが、新しい道具と交換なら話は違います。
大工たちも喜んで、たくさんの工具や機械が集まりました。

被災地に工具を送っても壊れていたのでは話になりません。
当社の昔なじみの機械屋さん、印西市の大塚工機さんですべての機械をメンテナンスして、万全の状態にしました。
大塚工機さんも今回のメンテナンスはボランティアとして、すべてサービスで行ってくれました。
さらに「機械だけあっても電源コードも必要でしょう」と、コードリールや延長コードも寄付してくれました。

今朝方すべての機械を載せ準備完了。