大震災からの復興を願って東北気仙沼へ行ってきました②
2011 / 06 / 22 水戸工務店ブログ
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気仙沼から陸前高田へ向かいましたが、地震以来地盤が下がっているところに大潮の予報がある為あちこちが通行止めになり、
幹線道路は橋が流されたり崩れ落ちて通行不能でした。
千葉誠 (チバセイ) の佐藤さんの運転で細い道を迂回してながら、
『こんな状態ではとても他所から来た私達だけでは、陸前高田へたどりつけなかっただろう。』と思い、
案内をして連れて行っていただけた事が本当にありがたかったです。
そして、あの一本松はどうなっていたか・・・
今回の災害の様子は、新聞やテレビ報道で知っていたつもりでしたが、現地に行ってこの目で見て、聞いて感じるのは、
『大自然の脅威を忘れず、だがそれにとらわれずに、
元気を出して前進しよう。力を合わせて頑張ろう。
そして人間はもう少し謙虚にもならなければいけない。』
ということでした。
今回救われたのは、三代続いた製材業の4代目となるお孫さんの明るい笑顔でした。
この子供達のためにも一日も早い復興を願い、これからも少しでもお手伝いをしていきたいと思います。
あの瓦礫の山を片付けるにはどうすれば良いか・・・帰り道にずっと考えていました。
夏になる前に早く処理しなければ、地元の方はあの臭いや虫、ハエに困るだろうと思いました。
破壊された街の中心部一か所に全部瓦礫をまとめ積み上げて、一つの小高い山を作るのはどうだろうかと思いました。
そして、今回のような津波の時の避難場所となる公園のようなものは出来ないだろうか。
瓦礫が一気に片付くし、この大地震と大津波を忘れない場所が出来ないだろうかと考えながら家路を行きました。
作成者 : 水戸工務店