安全で健康な住まいとは? 使っていませんか?危険な電気ストーブ
2014 / 12 / 26 水戸工務店ブログ
目次
今日も寒いですね。
例年より強い寒波のせいか、出火原因が室内にある火災が増えているようです。
今日の朝のニュースを見ていて、ストーブによる火災が相次いでいる件について特集が組まれていました。
室内で電気ストーブを使いながら就寝、蹴とばした布団がストーブに掛かり発火する例
電気こたつに洗濯物を乾燥させるために押し込んで、伝熱部に触れて発火する例などを紹介していました。
パソコンで検索してみると、
「電気ストーブ火災にご用心、原因の7割占めて石油より危険」という記事もありました。
記事によると「東京消防庁によると、2009年から2013年に起きたストーブを原因とする住宅火災674件のうち、ハロゲンヒーターやカーボンヒーター、温風機など電気ストーブによるものは491件 (73%) を占め、石油ストーブ (19%) 、ガスストーブ (8%) を大きく上回っていた。」とあります。
その一方、「最も火災の危険が高い暖房器具は何か」の問いには、石油ストーブという意見が8割以上を占める、とあります。
石油ストーブより臭いもなく、音もないので使いやすいのでしょうね。
しかし、つけてあるのを忘れる危険も多いのではないでしょうか?
この寒さになると、暖房が不十分な家では、生命の危険も出てきます。
高齢者を抜き出してみると、温度差によるヒートショックでの死亡事故は、交通事故の2倍になっているそうです。
断熱性能の悪い家では、高熱を発する暖房器具が必要になります。
また、長時間使う、近くで使うなど、事故になりやすい状況もつくっているのです。
もちろん、そういう家ではエネルギーも無駄使いになってしまいます。
このような状況にしない為、高性能な住まいは必須です。
しっかりとした、高レベルな断熱気密を行えば、省エネルギーで、健康的に暮らせ、住まいの長寿命化が出来、断熱工事に掛かったコストは、暖房費、冷房費など、ランニングコストで元が取れますから有意義なのです。
8年前に建てた私の自宅は、2年前に涼温換気に改修しました。
涼温換気換気はエアコンですから、事故は起きにくく省エネルギーです。
エアコンは夕17時~7時まで、22℃の節電モードで (10畳用のエアコンと同じくらいの能力) 運転しています。
その状態での本日の室内温度計の写真です。
朝7時30分ごろの様子、22℃運転のエアコンが切れて30分、外気温は0度でした。
12時00分ごろ、エアコンが止まって5時間、室温は0.6度下がって21.6度、外気温は5.8度になりました。
このように、ほとんど室温は下がっていません。
もちろんエアコンは止まっても、24時間換気は動き続けている状態です。
いかに快適な住まいか、お分かりいただけると思います。
ご興味ある方はいつでもご見学いただけますので、お問い合わせください!
作成者 : 水戸工務店