TOP >  家のお引渡しに思うこと

家のお引渡しに思うこと

本日は2つの家のお引渡しを行ってきました。
といっても、外構までは終わっていませんので、何度かは現場に行くことになりますが。

両方とも10月に上棟して、完成までの数ヶ月、
長いようで、あっという間に過ぎてしまいました。

私達の業界では、お引渡しは娘を嫁にやるような気持ちになるとよく言います。
まぁ、私は娘がいませんし、まだ嫁にやる感覚というものが分からないのもありますが、
あまり感傷的にはなりません。

引渡しのときに思うことは、これで終わりではなく、これから気持ちよく住んでいただくための長いお付き合いの始まりに過ぎないということを感じます。

これから長い付き合いが始まるので、その期待に答えていかなければならないという、責任を感じるのです。

住んでいただいて、良い住み心地を得るためには、家の性能というハード面のほかに、
お客様の使い方によるソフト面でのケアが重要と考えます。

ただお引渡しが終わったから、完了ではなく、よりよい住み心地を得るためにはその家にあった使い方を実践しなければならないのです。

良い住み心地を得るための住み方は私もよく分かっているつもりですが、
それでも時々お客様にこんな使い方をすると良いですよ、とお教えいただきます。

これからもお客様と一緒に色々な事例、実践方法を考えてゆきたいです。

どちらのお客様も、遠方より越してこられるのですが、
今は3月ということで、お住みになるのは今月の末からとお聞きしました。
ご家族そろっての、新しい土地での生活が始まるわけですが、
きっと気持ちよくすごしていただけるものと信じています。

何かありましたら、家のことに関わらず、何でも聞いていただければと思います。
一応、私はこの土地にずっと住んでますので。