ちょうど4年前の今頃にお引き渡しをした、我孫子市のI様に「そろそろホームシアターをつくりたくって、、、」と言われ、早速相談に伺いました。

ホームシアターは時々つくらせて頂きますが、居間に設置するリビングシアターが一番多く、次いで専用室として造ることが多いのですが、今回は、そのどちらでもなく、寝室に造ることになりました。

ホームシアターで悩むのは機器の選定です。
お求めやすい物から、ものすご～～く高いものまで様々。
お客様と相談した結果、結局「お任せします」とのこと、このお任せが一番緊張するんですよね。
安くても、すぐに規格から外れてしまったら問題ですし、もちろん高価ならいいものはありますが、予算もありますし。
今回は、DVDとBlu-rayによる映画がメインと言うこと、出来るだけ大きな画面で見たいということ、5.1chのサラウンドで聞きたい、と言う点を考え、機器の選定を行いました。

機器は家電ですので、私の方で仕入れる必要は無く、お客様自身で購入して頂くのが良いのですが、ケーブルや細かなパーツも考えるとわからないので、こちらも「お任せ」になりました。
ネットで価格を調べて、大まかな見積もりを作成して見て頂き、すぐにOKを頂いて購入。

資材がそろったので、工事に入りました。

4年前の新築工事中に、いずれはホームシアターを、、、と言われておりましたので、壁の中に配線、配管を済ませてありましたので、今回も後工事ではありますが、配線関係はすべて隠ぺいすることが出来ました。

今回のスピーカーは壁の中に埋め込みになるため、壁の切り抜きなどが必要なので、私のほかに大工の辰成と大工修行2年目のヒロキをつれ、3人で作業を行いました。
天井吊のプロジェクター、スクリーン、アンプやプレーヤーの接続等、1日がかりでで終わらせました。

ベッドの上で見る高さに合わせて、プロジェクターの投射位置やスピーカーの音声などを調節し、ようやく完成です。

スピーカーの埋め込みなど、苦労した点もありましたが、すっきりとした大人の空間が出来上がりました。