TOP >  岐阜県恵那市でNPO木を使った建築フォラム東濃がありました。

岐阜県恵那市でNPO木を使った建築フォラム東濃がありました。


1月24日・25日と木造住宅の温熱環境と、省エネルギーの勉強に行きました。

 

 

 

 

 

会場は、旧飯地公民館・五毛座 (ゴモウザ)
ここは、近隣地芝居を演じるところで、きちんと花道もありました。
地元のかたが、決してゴケザではございませぬ。といっていました。
素人歌舞伎をする館です。

2008年から京都議定書の約束期間が始まり、待ったなしの地域温暖化対策、二酸化炭素排出削減を意識して推し進めなければ地球に住む生物の未来は無いと思います。
そのような中で、木造建築においても、住宅の室内環境が充分に快適さを保ちながら、どうしたら省エネルギーの家が造れるか等の話でした。

建物そのものの断熱性能の向上や、自然エネルギーの有効利用、さらには、高効率の設備機器の採用などの他、伝統的な木造建築の材料や工法、デザイン等も省エネルギーになるための造り方について、これから益々勉強していく必要があると感じました。

東京大学大学院教授・坂本雄三先生からは、省エネルギー住宅の動向と省エネルギー基準の改正の話。室蘭工業大学教授・鎌田紀彦先生からは、寒冷地における木造住宅の考え方の話。
今までの次世代省エネルギーを越えた、超高性能な断熱気密技術で徹底した省エネの家造り。開口部の断熱性能を上げる。計画換気も全熱交換型のものを使うと格段に住宅の性能がアップする等、その他、太陽エネルギーの利用、地域の森林保護や育成、山の木を育てて使う循環型の材木を使うことによりCO²を削減することになる。
しかし、年輪を重ねた木は、あまり二酸化炭素削減には役立っていない。などの話を聞いてきました。