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恒例の、東濃桧神宮備林の森ツアーに行ってきました。

5月23日、24日で東濃桧神宮備林ツアーに行って参りました。

23日の日曜日、朝6時半に柏の作業場に集合し、大型バスに乗り込みます。
今回の参加者はお客様5組と当社の職人たちと私たち事務方です。

あいにくと天気には恵まれず、全国的な雨模様の2日間ですが、それにもめげずに元気に出発!

行楽シーズンで車の込み合いを予想されましたが、雨のおかげか渋滞も無く、予定の1時間以上早くホテルにたどり着きました。

早く着いたおかげで日本三名泉のひとつ、下呂温泉の湯をたっぷりと楽しめました。

夕食後は、折角の温泉地での泊りなので、今年入った新人大工の入江君の歓迎会を行いました。
本人から歓迎会の請求を受けたため、有志で行ったのですが、
その本人は早々につぶれて、後は職人連中で飲んでいました。
二十歳ですが、まだお酒の飲み方は解ってないようです。

翌朝は8時に出発、東濃地域森林管理署に向かう前に、雨の中の下呂温泉合掌村をちょっと散策。
合掌村は、白川郷から移築した合掌造りの建物を見学できる施設です。


なぜだか温泉が湧いて?います。

合掌村を後にして、東濃地域森林管理署に移動。
晴れていれば、神宮美林に入るのですが、この日の雨では落石や土砂崩れの危険があるため、さすがに無理でした。

管理署での担当の方の説明とビデオを見て、神宮備林と縁の深い護山神社に向かいます。
初代大桧の切り株が奉納してあり、初めて現物をを見ました。

実物は直径2mを超え、とにかくデカイ!

こんな大木が立っていたなんて、すごい事だと思いました。
残念ながら昭和9年の室戸台風で倒れてしまいましたが、樹齢950年にもなりながら、芯まで腐っていない切り株は、大変貴重

で、正確な樹齢は勿論、当時の気候風土などを知る貴重な文化遺産だそうです。