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日本の伝統文化と言われる木造軸組工法はどうなるのか。

イギリスやフランス等、住宅 (建物) は文化であるという日本では、どうかというと、建物は工作物とある。
法律用語はむずかしい所がありますが、、建物を工作物と言っている所に問題があるのかなと思う。
暑い時も寒い時も体を使って厳しい労働をして頑張っている職人の地位向上を考えて行かなくてはならない。

ひと昔前の頃には、「きつい」「汚い」「危険」の3Kと言われていたが、今はもう二つ増えて
「給料が安い」「休日がない」の5Kだと言う。
その為、現在、日本の住まいを造る為に必要な、大工、左官、タイル、畳、瓦工事の職人になって、技術を身につけたいという若者が少なくなっている。

こんな状態で日本の伝統文化である木造軸組の住まいを残していけるのか。
日本の家を造る時に職人が居なくては家が建たない、我々現場施工のできる職人を育てていかなくては伝統文化も何もないのではないのか。
ハウスメーカーの作る、工場ですべて出来上がった (工場製品の家) ものをビスで組み立てる職人で良いのかと思う。
日本の家を造る時には必ず、この職種の仕事が出るような、必要になるような方法を考えてもらえないだろうか。

私が大工見習いに入った昭和36年当時は、同年代の見習い大工やいろいろな職人の弟子がたくさんいました。
今、その年代の職人達は、だいたい60歳を過ぎた人が多くなり、高齢化による退職や仕事が少なくなり辞めて行ったり、職替えをしたりと激減している状況です。
私が出来る事は一人でも若い大工を育てて、社会へ恩返しをしたいと考えています。