決められた事を毎日続ける事は大した事無く出来ると教えられました
2011 / 01 / 29 水戸工務店ブログ
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元日の早朝、東葛北地区倫理法人会各単会の有志の方が初日の出を見る為に
手賀沼大橋に集まってくる人達にあたたかい食べ物を振る舞う「大盤振る舞い」
(倫理法人会を広く知ってもらおうと11年前から始めました) の手伝いをする為に
朝4時に起きました。
先日の講師のお話はとても心に残りました。
比叡山に1000日回峰業という修業があります。
その1000日を成し遂げたお坊さんの話では、1000日というのは何も難しいことではありません。
明日の朝、一日その修行の為に起きて行う事なんです。
一度に1000日先の事を考えても大変な事ですから。とサラッと言われたそうです。
私もそのお話を聞いて気持ちが楽になりました。
富士山に登ろうとして、初めに頂上を見て大変だと思うより、ふもとから一歩また一歩歩いて行くと、いつかは頂上に登れる、たどり着く事が出来る。
何事も足元をみて毎日少しずつでも前向きに進んで行く事が大切だと感じました。
今年も当社に大工修行をしたいという子が一人入って来るようです。
家造りの為の大工修行も山登りと同じです。
一足飛びに匠の技が身に付くわけではありません。
毎日毎日同じ事をくり返し、飽きも懲りもせずに続けていく事が棟梁になる道だと教えています。
作成者 : 水戸工務店