玄関の外に出しておいた月下美人が今年はたくさんのツボミをつけました。

月下美人は、ひとつのツボミが、一度きり一晩しか開かないので、花が咲くときを見逃さないように毎日観察していました。

朝、出かけるときにツボミを見たら、先の方が白く少し開いていました。
きっと、今晩キレイな花が見られると楽しみにしていました。

が、しかし夜家に戻ると、花のことをすっかり忘れ寝てしまいました・・・。

翌朝、花を見てみると、ショボンとうつむいてしぼんでいました。
きっと、誰にも気づいてもらえず寂しかったのでしょう。

妻にも、「お父さん、花が見られなくて残念だったね～。」と言われました。

まだ残っているツボミがあったので、こんどこそ忘れないように玄関の中へ鉢を入れました。

翌日の朝、またツボミの先が白く開きそうになっていたので、今度こそ!と、夕方から花を気にしていたら、8時ごろ、いっせいに3つの花が咲きました。

大きな白い花が、とても美しく見えました。

私は、花の色は白が一番好きなんです。
背景の傘たてなど、邪魔なものを外に出し、一生懸命写真を撮りました。

もう、鉢をいれかえないと窮屈そうだなぁ。