ビックコミック・スペリオールに連載中の、家族経営の工務店を姿を書いた、「匠三代・深川大家族」の建築監修として、わたしの名前が出ました (笑)
月のことですが、旧知の建築系ライターの方から、お話しがあり、「匠三代」で地下室を題材とした回があるので、話を聞かせてほしい、とのことで取材を受けることとなりました。

私は漫画が大好きなので、しかも、工務店を題材にした漫画なんて少ないため、このコミックスも全巻そろえていました。

こんな話が来るなんて面白いものです。

もちろん地下室を施工しているところは、もっと大きな会社でいくらでもあるのでしょうが、お話しを頂いたポイントは、家族経営してる工務店、っていうところなのかな?

当社では、私が代表を務めておりますが、一緒に妻、弟、その嫁さん、時々助けてもらう父と母、
そして、大事な、実際の家づくりを担う大工さんたちによって会社が成り立っている家族経営の工務店です。

私たちは大工さんを家族のように思っていますが、基本的には入社してきた人間を自社で育てております。
今年からは、高校を卒業した弟の長男が大工見習いとして入社したため、ますます家族経営となっていますが、、、 (苦笑)

昨今家族で工務店を切り盛りするところは少なくなってきたため、取材に来ていただいた、漫画家の方、編集の方に、「匠三代」のような工務店が実在していましたね!などとうれしい言葉を頂きました。

話は戻りまして、軽い気持ちで取材をお受けして、資料を交えながら色々と説明をさせていただいたのですが、取材だけだと思っていたこの話の最後の最後に、建築監修として、図面を書いてもらえないか、と言われたときに、「これはちょっと大変なことになったな!」と感じました。

でも、自分の好きな漫画に、自分の名前が載るなんてなかなか無いことだなー、と考えて、二つ返事で引き受けました。
図面のベースは実は私の自宅です。
見学に来られた方もたくさんおいでですので、漫画を読まれると、「あ、ここは!」なんて思われる方も多いかもしれませんね(笑)

自宅をベースに、ストーリーに合わせてプランを変更していく、なかなか面白い作業です。
あの時 (自宅の設計時) にこういう風にしておけば、もっと面白かったかな、とか、こうすれば使いやすかったなー、なんていうところも出ていました。
家づくりは年々進化していますので、当然のことですが、新しくできたこのプランで作りなおしてみたいな、なんて思うものが出来ました。

建築監修と名前が載ると、やっぱりうれしいものですね。

今日発売の、ビックコミック・スペリオールです。
店頭で見かけましたら、ぜひ、ご購入ください!(笑)