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長野へ講習に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

昨日は長野へ住宅瑕疵担保法に関する責任保険の検査員になるための講習に行ってきました。
社長、淑子と私で行ってきました。

今秋10月1日より施行される住宅瑕疵担保法は御存知ですか?

簡単に言えば、10月1日以降引渡しの物件については、たとえ施工会社が潰れたとしても保証を付けられるように、第三者の保険か、一定の額を供託しなさい、というものです。

供託は年間500棟以上できる会社でなければ負担が大きくて選択できません。
多くの工務店は掛け捨ての保険をつけることになります。

この保険ですが、今後大混乱が予想されています。
保険をかけるためには検査が必須なのですが、この検査員の数が足りないのです。
単純に去年までのピークの検査棟数の10倍の数が予想されるため、検査員はとても足りません。
検査のための工程待ちなどが想定できます。

この検査の一部を自社で出来る制度があり、そのための講習、テストを受けてきました。
3人とも問題なく合格すると思いますので、今後の工事も滞りなく進むことと思います。

それにしても、今回の件もそうですが、一部の悪人が出たためにそれに合わせて法改正し、それによって市場が混乱するのも、
コストが増大するのも非常に迷惑だし、悲しいことだと思います。
皆、正直に暮らすことが出来ればよいのですが、日本人の性善説ももはや遠い昔のことのようです。

このような時代だからこそ、人のためになるような仕事が出来ればと思います。

長野に向かう新幹線の中、途中で止まった佐久平の駅で、私どもと同じ「いい家をつくる会」の中島木材さんの看板を見かけました。
出版してから10年間、いまだに売れ続けている珍しい住宅解説本の、いい家がほしい、をクローズアップしていました。
中島木材の社長さんは、会合などで集まったときにも気さくに接していただいています。
中島さんは、とてもやさしく、家づくりにもこだわりとプライドを持った方です。
またお会いできるときが楽しみです。