東濃桧 神宮備林の森ツアーにて。
2008 / 06 / 03 水戸工務店ブログ
目次
6月1日、2日と東濃桧の故郷、岐阜県中津川市加子母に、伊勢神宮建築に使われる材を産出する原生林、神宮備林の森を見学に行ってまいりました。
5月は全国的に雨ばかり、6月は梅雨入りと、天気がよくない日が多く、天気が回復するかヒヤヒヤものでしたが、6月1日の出発の日は、これ以上無い晴天に恵まれました。
このときばかりは、普段の行いが良くて (?) ホッとしました。
何しろ岐阜まではかなりの距離があります。朝6時45分に集合!と結構なハードスケジュールです。
お一人の遅刻者も無く、無事に出発いたしました。
1日は日曜日、2日は月曜日、旅行に行くには日曜月曜とはちょっと変ですね。
休みを外して、旅館代を節約、しているわけではありません。
岐阜までは遠い道のり、休憩を入れながら行くと、5~6時間は掛かります。
初日は目的地周辺で観光を兼ねた息抜きをして来ました。
今回行ったところは妻籠宿 (つまごじゅく) 、江戸と京都を結ぶ中山道の42番目の宿場町でした。
古い町並みを残してある、情緒豊かな、面白い観光スポットです。
↑なかなか趣のある風景です。それにしてもいい天気だなぁ~。
いろいろお土産も売っていて、ここは様々な木でボールペンの軸を作っているところです。
お客様の感想でも、
「散策って何をするか判らなかったけど、意外と楽しいですね」とのご意見も。
私も何度か足を運んでいますが、飽きずにいろいろ見て回れます。
今は割と落ち着いた町並みに感じますが、昔は賑わっていたんでしょうね。
木を削っているのも目を引きますが、小屋組みも桧で組んであり、なかなか見事です。
M様とお会いしたので、パチリ。
笑顔が素敵なM様ですが、後ろのボールペンを造っている人も、カメラ目線でした (笑)
夜は宴席を設けさせて頂きました。
やっぱりアルコールが入ると皆正直になります。
お客様同士はもちろん、大工さんとも話やすくなるようです。
すでに住んでいる方を中心に、かと思えば、基礎工事が始まったばかりのかたを中心になど、自由にお話されていました。
正直、内容が気になりますが。
宴会をお開きした後も温泉につかりながら、1時間以上も話している人もいました。
なかなかタフですね。
私は翌日が心配なので、一っ風呂浴びて、さっさと寝てしまいました。
初日は遊び中心でしたが、翌日はぎっしりと予定が詰まっています。
神宮備林は樹齢300~400年桧の自然林。非常に貴重な国の財産、国有林です。
奇跡的なバランスで成り立っている非常に珍しい山で、通常立ち入る事は出来ません。
丈夫な鍵のかかっているゲートを、3つも開けないと中に入れないのです。
ゲートを開けてくれる方は東濃森林管理署の方々 (国家公務員) なので、平日を組み込まないといけないのです。
続きはまた次回です。
作成者 : 水戸工務店