今日の朝8時過ぎにＮＨＫで欠陥住宅の事例を放送していました。

この所、横浜の耐震偽装マンションの事が新聞やテレビで放送されています。

本当に私たち建築に携わっている者にとって迷惑な話で、このようなずさんな工事を大手建築会社が施工していたとは驚きを通り越して呆れてしまう。

なぜこのような事が起きたか、原因はどこにあるかと考えた時に私たち家造りのプロとして一番言いたい事はマンションでも戸建て住宅でも造るという意識が足りない事であろう。

自分達が造ったマンションでも住宅でも、そこに住んでくれる人が安心して気持ち良く健康で住んでいただけるように考えて家造りをすべきであり、お金儲けの為に、こんなずさんな手抜き工事をしてはならない。

こなしきれない為に下請→孫請とどんどん下に出してしまうから予算の削減、工期の短縮で目の届かない仕事になってしまうのではないかと考えられる。

いずれにしても私が声を大にして言いたい事は家造りをしている工務店や建設会社が全部こんなずさんな仕事をしているわけではないと言いたい。

真面目に一棟一棟お施主様に喜んで住んでいただけるように一生懸命造っている会社もたくさんあるのです。
自分の一生住む家を造る時に、値段が安いから、格好がいいから、簡単だから等と安易な考えで家造りをしないでほしいと思います。