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あの棟梁なら任せて安心。そう思えたから、心配はしませんでした

柏市Y様邸

娘夫婦の家の隣に土地を買って、長野から引っ越してきたんです。こちらには知り合いもいないし、はて誰に家を建ててもらえばいいかと思って困りました。そんな時に『「いい家」が欲しい』の本を読んで、水戸工務店さんを知ったんです。

費用も安くはないし、最初は正直言って不安に思っていました。でも娘婿の「あそこなら間違いない」という声に背中を押されて棟梁にお会いしてみて大安心。一本気で怖いなんて噂も聞いていたのですがとんでもない。筋目をきちんと通す立派な人でした。いまどきこういう人が少ないから皆わからないんだね。

とにかく話していて壁がない。上手も言わないかわりに嘘は絶対につかない。一度「ここにいい材料使ってよ」と言うと「そんなの必要ない」と断られました。「この安い方ので同じやり方ができるんだから。それでいいんだ」というわけです。

そのくせここぞというところには、すごくいい材料を使ってくれていて、上棟式に出席してくれた親戚が羨ましがっていましたっけ。構造材は全部ひのきですからね。私も出来上がるにつれて隠れていくのが惜しかったですよ(笑)

遠い長野にいてしょっちゅうは見に来られないけれど、全く心配しませんでした。あの棟梁なら任せて安心だし、大工さんたちにも『自分の家だったらどうするかを考えなさい』といつも言っておられましたから。

娘さん夫婦の隣に建つ、落ち着いた佇まいのY様邸。

繊細で豪華な和紙の人形は、奥様の作品。その材料となる和紙をしまっておくための収納ボックスを大工が丁寧に手づくりしました。

私たちには必須だった和室も、素晴らしい技術でとても感動しました!

 

新しい土地に不案内な私たちに、今でもとても親切にしてくださっています


こちらに住むようになってからは、自分の畑でとれたサツマイモや筍を持ってきてくれたり、不案内な私たち夫婦を名勝地に連れて行ってくれたりと、とても親切にしていただいています。口は悪いかもしれないけど、情のあるあったかい人ですよ、小林良三棟梁は。ひとつ反省しているのは掘り炬燵を2つもつくったこと。とにかく長野は寒いもんだから寒さへの恐怖が非常にありましてね。ところがこの家は暖かくて2つも要らなかったんですね。棟梁は「要りませんてば」とずっと言っていたのに、それだけは譲らなかったものだから…。

え?私も棟梁に負けず劣らず頑固?ま、その点に関してはノーコメントということで、よろしくお願いします(笑)

掘り炬燵のあるリビングでは、ホームシアターを楽しむこともできます。