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坐禅を組む

当社「日本の木の家」がある柏市沼南の近所にある『曹洞州 天徳山 龍泉院』というお寺に、朝5時半に集合してラジオ体操の後、生まれて初めて8月24日~27日の4日間坐禅を組みました。
このお寺の総本山は、福井県の永平寺で開祖は道元禅師です。

坐禅を組む為には、きちんとした作法があり、入って座るまでの立ち振る舞い、坐禅を組んだ時の姿勢、終わって立ち上がり退出するまで気持ちをゆるめる事なく、真剣に取り組みました。

坐禅の最中に雑念を払うと言われていますが、何も考えない事はとても出来ませんでした。
御前様のお言葉では、雑念は次から次に起きて来るものです。しかし、その想いをこらさない事、追いかけない事です。
想いや想念にこりかたまってしまうと雑念になってしまいますよ。
皆さんの普段の生活の心の中には、常にさざ波や荒波が起きています。坐禅を組んで雑念をこらさない事で、心の中に鏡のような何の曇りもないすがすがしい気持ちになれる。そうする事によって魂が清らかになり、自分の生きる元気が湧いてくるのです。
坐禅を組んだからと言って、突然何か良い事が起こることはありませんよ。とおっしゃっていました。
ちなみに私は坐禅の間に、詩吟の為の呼吸法を行っていましたので、雑念はおきませんでした。

最後の日は、精進料理を頂き、解散しました。