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春が来た 暖かで穏やかな日の上棟。


もうすぐ彼岸。暑さ寒さも彼岸迄と昔の人は良く言ったものだ。
急に春めいて来て、まわりのものが一気に勢いづいた気がします。梅の花も満開に咲き、桜のつぼみも少しずつふくらんできました。
つい十日程前は寒さも厳しく、私が暖かいと思っていた屋久島でも標高の高い紀元杉の生えている場所でも雪が降って、島の人達も「雪のある紀元杉はなかなか見られないんですよ。運が良いですね。」と言われました。

 

 

 

 

 

 

 

紀元杉のそばで湧いている「命の水」
一口飲めば1年長生き、二口飲めば3年長生き出来、三口飲めば死ぬまで長生き出来ると言われています。

屋久島はひと月に35日雨が降ると言われるそうですが、私達は一度も降られませんでした。

14日は朝から小雨が降っているなか、岐阜県から取手市のA様邸の17日上棟時の材木が8t車・4t車の二台で運ばれて来ました。

大型トラック運転手さんは昨日の夕方に材木を積み込み、夜通し運転して、午前3時30分頃当社の資材置き場に到着。
そこで少しの時間仮眠を取ります。
朝8時頃までに現場に移動し、材木を下ろして又、東京方面の荷物を積んで名古屋へ戻るそうです。

地球温暖化防止の点から言えば、遠い距離の材木運搬は環境に良くないと思いますが、往復に無駄のないようにしています。
私達の近くの山には、目の揃った年輪の積んだ良い材木は多くは手に入らない。
また、あったとしても価格が高く、お客様にご負担をかけることになる。
今大事な事は、地域が一体となって山を守り、木を育て、林業を職業としている人達の生活が出来るような環境を考えた日本の山の木を使う事だと思う。

木は植えて、育てて、伐って使う。今、日本の山は荒れている。それを防ぐ為に循環型の林業で山を守る人達のお手伝いをする事が私達の役目だと思う。