TOP >  空気質測定を行なってきました。

空気質測定を行なってきました。


今日は昨日からサンプリングしていた、パッシブサンプラーを回収に行きました。
水戸工務店では、全ての完成現場で空気質の測定を行なっております。

 

 

 

 

 

そこで、先日現場見学会を開催した野田の現場にて、測定してきました。

現場に入ると、スラブヒーターが効いていますので、暖かで快適です。
思わず床の上に寝転んでみました。
押入れの中に床下点検口があるのですが、ふたを外し、基礎の中に入ると、
(ちょうど湯船につかるように)
これが快適なんです!
なんていうか、遠赤外線?
すでに周知の事実だとは思いますが、輻射熱の暖房は快適性では最高です。

今週末の現場見学会でも体感できますので、皆様ぜひお出でください!

ところで、パッシブサンプラーですが、、、

私は写真様な形にセッティングしています。

カメラの三脚の上に金属レールでサンプラーを固定しています。

大まかな手順は、朝8時過ぎに現場に付き、すべての窓を内部ドア類を開放します。
30分後に窓を閉めてから、現場を後にして、5時間後 (午後2時) に再び、現場に入り、
パッシブサンプラーは床から1200ミリの高さで固定します。
そして24時間後に回収します。
細かな手順があり、結構な時間を取られます。
ほとんど1日作業です。 (日をまたいでになりますが)

大変ではありますが、お客様に胸を張って引き渡すために、非常に大事な検査です。
今までの検査結果ですと、大体国で決めた基準の半分以下です。

厳選した材料で作っていますので、安心です。
しかし気をつけなければならないのは、木材もホルムアルデヒド等を出す、と言う事を忘れてはいけません。
木のかおりも、突き詰めれば化学物質と同じで、人によっては害になりえると言う事です。
固有の成分が多くなれば、木のにおいで化学物質過敏症になることもあるそうです。

ですから私共では、ひとつの木にこだわらず、いろいろな木を使っています。
桧、杉は勿論、ナラ、タモ、松、サワラ等、日本にも世界にも、良い木ははたくさんあるのですから。

木には特徴があり、適材適所があります。
良いところを伸ばすように使うと良いと言うところは、人も木も一緒です。

いろんな木で造る木の家、楽しいと思いませんか?