親父の気持ち ~娘の出産~
2008 / 04 / 25 水戸工務店ブログ
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4月21日嫁いで行った娘が無事男の子を出産しました。
今度広い庭と畑のある古家を購入し引越をしました。
その庭に立派な植木と共に雑木や草が茂っていたのを前日の20日に私と妻で家の廻りの片付けに行きました。
庭の奥に古井戸があり、井戸の中を覗いて見るとコンコンと水が湧いているのが見えましたので、今までの腐った板を取り外し井戸の屋根を杉の厚板で作りました。
写真上 車の左が井戸の屋根です。
婿殿の親戚の方も当然のことながら大勢で片付けに来ていました。
弟さんはバーベキュー担当、お母さんや叔母さんも草取りのお手伝いに来ておりワイワイと賑やかに片付けをしました。
やはり娘はお腹が大きくなって自分で片付けられない分、お茶を入れたり、味噌汁を作ったりして気を使っていた為か、その夜中に「破水」してしまい産婦人科へ急行したそうです。
なかなか赤ちゃんが下りてこないので生まれる状態にならず、そのうち赤ちゃんの心音が弱くなってきたと言う事で、大きな病院へ救急車で移され、帝王切開をすることになりました。
無事に手術を終え、母子共に元気でひと安心でした。
娘の入院している病院に行く車の中で私は心配で「娘の替わりに腹を切ってやりたい」と言ったら、妻が「お父さんのお腹を切っても何も出て来ないでしょ!」とイラついている様子が見える。
こんな時は無口に限る。口にチャックをして病院に着きました。
妻に言ってやりたい。
「お父さんのお腹を切ったらウソとクソが詰まってるんだぁ!」と皮肉の一つでも。
だが、こんなことでやり合っても何にもならない、やはり無口に徹した。
何はともあれ、無事に生まれて来てくれたこと程有難いことはありません。
すべてに感謝したい気持ちです。
今月も残りあと五日。忙しい月だったなぁ。花見もする余裕もなかったです。
作成者 : 水戸工務店