2月3日節分豆まきが終わると、暦の上では立春です
2011 / 02 / 05 水戸工務店ブログ
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昨日今日と暖かくなってきましたね。
季節が正しくめぐって来るのはありがたい事です。
今日は朝から資材置き場に4~5年積み重ね、天然乾燥してある松の極太丸太をフォークリフトを使って一人で運び出し、今月上棟予定の野田市のN様邸に使う梁を、トラックに積んで作業場へ運んで来ました。
今ではこの様に曲がった太い梁はめったに手に入らなくなりました。
理由は、山から材木を伐り出す時に、曲がった材木より、まっすぐな材の方がかさばらずきちんとたくさん積めるので、運送代が安くなるからです。
また、この様な曲がった梁を使う大工さんの手間が高くつく事やそういったクセのある材を見極めて使える技術を持った大工さんが少なくなっている事ですかね~。
当社では、日本の伝統文化である木造軸組み工法を残す為、曲がった材木やクセのある木を見極めてきちんと使う事が出来るように教えています。
今の家造りは長期優良住宅で、自分の代だけでなく何代にも渡って住み継がれる良い家造りをすることが目的です。
その為には、大工さんがしっかりとした技術を覚え、いい家を造る為に手間がかかっても一つ一つ丁寧に家造りをして行く事が大事だと、うるさい親方だな~と思われながら、当社の若い見習い大工にうるさく教えております。
お客様に感謝されるような良い仕事ができる大工が育ってほしいと思います。
作成者 : 水戸工務店