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NHKに意外な顔が!

最近、テレビ番組を放送時間に見ることが少なくなりました。
多くはHDDレコーダーに録画をして見ている事が多いのですが、
1月20日に放送されたクローズアップ現代に意外な顔が映りました。

その日の放送は、「食卓が変わる?鮮魚の新流通」というタイトルでした。

内容は、大手スーパーのイオングループが、漁船に揚がった魚を丸ごと一艘分すべて買い付ける、という新しい流通を取材したものでした。
スーパーと生産者 (漁業従事者) の直取引で今までとは違う流通を作り出しているのですが、これは産地市場や消費地市場、さらに消費地の小売店をすべて省いてしまう方法です。
当然、市場で働く人、町の魚屋さんなど、生活のすべを奪うことでもあります。

新しい流れがくれば、それに対応を余儀なくされ、生き残りをかけて努力しなければならないのですが、その中で新しい取り組みをしている所として、柏市公設市場が紹介されました。
柏市場は私たちのすぐ近所にあり、年末には買い物もできるので馴染み深いところで、そんなところが紹介されるとなんだか嬉しくなってしまいます。

放送を見ていますと、なんだか見覚えのある顔が出てまいりました。
当社、水戸工務店で外断熱の家を建てた、S様の顔が出て取材を受けて居られました。

自分の知っているお客様の顔が、親しくさせていただいている方が、NHKに出るなんてとてもびっくりしました。
S様は柏市場で水産会社を経営されていて、市場近くの社屋も当社で建てさせていただいた、縁の深い方です。

当社の社長は研修中のホテルで放送をみて、すぐに電話したそうです。
S様は恥ずかしいと照れておいでだったようですが、とても格好良く映っておりましたよ。

建てさせて頂いたS様の御自宅は立派な和風建築でした。
檜の化粧梁、檜とさわらの化粧垂木でつくった深くて美しい軒、一文字瓦と銅板葺の屋根、現代和風の粋を凝らしたようなお宅です。
日本家屋といえば、寒くて当たり前、というところがあるのですが、外断熱、2重通気で造られた室内は、一年を通して快適な環境に仕上がっています。

このお宅は、本格和風でありながら外断熱で造った、完成度がとても高い家です。
そのため、1年1ヶ月の建築期間中に、北は新潟、南は大阪、100社以上の建築会社が見に来たと言う建物です。
この家が注目されたわけは、外断熱の快適性と本格和風の優美性の高いレベルでの融合と言う点で、全国でもまだ例が少ないのです。

しばらくぶりにS様のお顔を拝見しましたが、お元気そうで何より!でした。