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ZEH(ゼロエネルギーハウスへの取り組みについて)

ZEH(ゼロエネルギーハウス)への取り組みについて

 

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスとは、年間の1次エネルギー消費量がネットでゼロとなる住宅のことで、消費のムダを省く「省エネルギー」と、太陽光発電などでエネルギーを創り出す「創エネルギー」を組み合わせによって成り立ちます。

 

また、「省エネルギー」と「創エネルギー」の状態をリアルタイムで見ることができる「HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)」を組み合わせて活用します。

 

政府は「2020年までにZEHを標準的な住宅にする」という目標を発表しており、住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHを実現することを目指す、とされています。

 

具体的には、

1、高い断熱性能

2、高効率の設備機器

3、創エネルギー(太陽光発電等)

の、3つを組み合わせたものになります。

 

つまり、高断熱の建物と、高効率機器で消費エネルギーを削減し、太陽光発電などの創エネルギーで、

年間の消費エネルギーを「ゼロ」にして行く、ということになります。

 

また、ZEH住宅の建築については補助金を活用できますが、「ZEHビルダー」として登録している工務店であることが、補助金の要件の一つです。

 

25年ほど前から高気密高断熱の家に取り組んできた水戸工務店としても、より多くのユーザーの方にZEHを薦めることが出来るように、「ZEHビルダー」として登録をすることになりました。

 

今後のZEHに取り組む上での目標値として、以下を公表いたします。


平成28年(2016年)   (実績値) 0% 新築物件はすべて太陽光発電を載せればZEHになる性能を有しています。

建築棟数 新築8棟 リフォーム40件

平成29年(2017年)   (実績値) 0% 新築物件はすべて太陽光発電を載せればZEHになる性能を有しています。

建築棟数 新築6棟 リフォーム60件

平成30年(2018年)  (実績値)38%

令和元年(2019年)  (実績値)100%

令和2年(2020年)  (実績値)75%

令和3年(2021年)  (実績値)50%


令和4年(2022年)  (実績値)100%

令和7年(2025年)  (目標値)100%


【1】ZEHの周知・普及に向けた具体策

弊社では、長期優良住宅、性能表示制度といった、住宅の性能や価値を見える化する制度を制度開始時より積極的に活用してきました。
ZEH、ゼロエネルギーハウスについても、その価値や必要性を積極的に伝えて行きます。
そのための方法として、ホームページ・フェイスブック等により常にゼロエネルギーハウスについて発信を行います。
また、ゼロエネルギーハウスの住宅においては、現場見学会を実施し、来場者にその価値を理解して貰えるよう周知に努めたいと思います。

 

【2】ZEHのコストダウンに向けた具体策

ZEHとする為に、高出力の太陽光発電を搭載する、という安易な考え方は正しいとは思えません。
弊社では1992年より高気密高断熱の住まいを手掛けてまいりましたので、まずは外皮の性能を上げ、消費エネルギーを減らすことが重要と考えます。
さらにパッシブな要素として、日射の取り込み、遮蔽を効果的に計画し、暖冷房エネルギーの負荷を減らします。
そして、ZEHの重要なポイントである創エネは太陽光発電を主とし、太陽光パネルの共同購入を行い、仕入れコストを下げる努力をしております。

 

【3】その他の取り組みなど

一般の顧客にZEHを理解して頂くには、実例が重要と考えます。
HEMSを搭載したZEH仕様のモデルハウスで、高性能ゆえの快適性や、エネルギーを使用状況など、その実例を体感して頂きます。
また、実際にZEHにお住まいのお客様の生の声を聞ける機会を設け、さらなる普及活動を続けて行きたいと考えております。