駐車違反の取締りの法律は是か非か?
2007 / 06 / 20 水戸工務店ブログ
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現在リフォーム工事中の現場で当社の協力業者が駐車違反のキップを切られてしまった。
この現場は駅より徒歩7~8分のところでは在るが、車の通行等はほとんど無い。
閑静な住宅街で、全面道路の向かい側は公園があるが、人が遊んでいるところはほとんど見かけない。
この法律が決まってから、駅前や大通りでの違法駐車が少なくなって良かったとは思う反面、私たち建築業者は本当に困っている。
現場で作業をするために、「昔みたいに道具箱ひとつ担いで現場」にとは行かない。
昔の2日分、3日分の仕事をするためには電動工具は欠かせず、手道具の類も増えに増えている。
当然現場には車で行かなくてはならないのだ。
今リフォームを行なっているこの現場は、周りで建築を行なっている所はあまり見当たらないのにもかかわらず
1日に2度、3度とパトロールに来るので、「どうして日に何度も来るのですか?」とたずねてみた。
すると、「どこの誰だとはいえませんが、工事をしている人は駐車違反をしても良いのか?といわれてパトロールに来なければいけない。」
また、「私たちもまだ慣れていないので、違反駐車の取締りの練習のために来ている」とも言っていました。
要するにチクリなのですね。
別のお客様の話では、 (これは仕事絡みではありません) お隣同士今まで仲良くお付き合いしてきたのに、そのお客様のところに来た友人がたまたま隣の塀の前に車を止めていたら、通報されて違反キップを切られたとの事。
今では会っても挨拶もしないような仲になってしまったそうだ。
この様な近所付き合いも悪くなるような法律は悪法なのではないでしょうか?
近所付き合いの機微もなくなるような、ギスギスとした関係になってまで権利を主張する事は今の世の中の風潮を思い浮かべてしまいます。
「困ったときはお互い様」なんていうのはもはや幻想ですね。
この法律の改善策を皆で考えてゆきたいと思うのは私だけでしょうか?
友人の運送屋さんに聞いたところ、必ず運転できる人間を車のそばに常駐させないと行けないそうです。
運賃、送料は下がる、燃料費は上がるという時代、そんな事するのはものすごく大変だと嘆いていました。
作成者 : 水戸工務店