TOP >  東濃檜、神宮備林の森ツアー

東濃檜、神宮備林の森ツアー

24日、25日と当社で恒例となっている、神宮備林の森ツアーに行ってまいりました。
これは、当社で使用している産地直送の極上材の郷、岐阜県にある、国有林を訪ねる旅です。

神宮備林の森は国有林なのですが、一般の立ち入りが禁止されているため、林野庁管轄である森林管理署の方が一緒で無いと中に入ることが出来ません。
公務員の方に御案内とお願いするため、平日で無いと山に入れないので、24日の日曜日に柏をでて、翌25日の月曜日に山に入る予定となっています。

朝7時に柏を出発し、初日は観光となります。
これも毎年恒例ではありますが、中山道42番目の宿場町である、妻籠宿に行きました。

私は何度も訪れていますが、独特の雰囲気で、なんとも言えず落ち着く所です。
昔ながらの建物が立ち並ぶ中、目に付くものがいろいろとあります。


桧など腐りにくい木の板を屋根の上に載せてその板が飛ばないように石を載せています。
今となっては瓦のほうが長く持ち、手間も面倒も無いのでしょうが、あえて昔の姿を残しているのでしょう。

後ろの山の姿ともあいまって、一緒独特の風景を作り出していて、のんびりと眺めてしまいました。

宿場町の面影を残す店舗もありました。

もっとも、こちらは宿ではなく、看板には「よろずや」と書いてありました。
千本格子が出すその風情は、宿のようにも見えるのですが、昔は何かちょっとわかりませんでした。

さすがに桧の産地だけあって、途中にある新しい家屋の中は桧の丸太組みが見事です。
戦前は桧が大変に高価で、簡単に使える代物では無かったそうです。
現在は桧の価格も大変お値打ちで使えるため、新しい建物だからこその贅沢な使い方、といえるのでしょう。

手前の小さいピンク色の子供が長女の美晴です。

帰り道、田んぼを掘り返したばかりのところを覗き込んでいるといろいろな生き物がいました。
おたまじゃくしやアメンボの写真を撮ろうかと思っていると、見慣れない生き物が・・・。

アカハライモリでした。
日本固有のイモリで、おなかが赤と黒のまだらになっています。
口を見ると何か加えていました。
見た感じではヤゴのようでしたが、アップで見るとグロテスクなので、小さい画像にしておきます (笑)

これから温泉で鋭気を養って、明日は早朝から山歩きです。