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構造を見るということは

このところ構造見学の申し込みをたくさんいただきます。
土曜日と、本日月曜日にと、合計3組様を建築中の現場にご案内させていただきました。

どの方も、ゆっくりと眺めていたり、柱をさすったりととても嬉しそうでした。
きっと近い未来に造るであろう、ご自分の終の棲家となるものを投影していたのだと思います。

構造見学や建築中の現場を見学されないでご契約される方も居られますが、じつはとても大事なことです。
現場を見たいと言ったときに、嫌がるようでは論外です。

ハウスメーカーなどの営業マンの説明では、色々と自社の利点を並べて、他をけなしながら、当社は最高です、というのは当たり前のことなんです。
自社の現場が何をつくっているかわからない営業マンでも同じように喋ります。
家を造っている、という自覚は無くて、売り上げを上げればいい、という考え方が蔓延し、家を売るためのマニュアルに反って、接客しているからです。

でも、本当にそれでいいのですか?
「いい家が欲しい」の本にもあるとおり、日本の建築業界は、悲しいかな、「経営者は最高を語り、現場は最低を作る」を実によく実践しています。

現場で働く人には徹底的にコストを落とし、じっくり造り上げることはとても出来ず、組立工員に成り下がる人々。
住む人に思いをはせる余裕も無く、ただ生活の糧を得るためだけの作業となっています。

仕事、というからには誇りを持って、事に仕えて欲しいものです。
私どもでは現場で働く職人達にはしっかりとした技術で臨んでもらっています。
良い仕事を行うということは、自信と誇りを創ります。
妥協を許さない仕事は、住む人の幸せを願うことにほかなりません。

家造りの責任をとる人は、なんと言ってもその家に住む本人以外にありません。
たとえどんな制度、保証があろうと、本当に満足できる家が造れるとは限らないのです。
ご自分の目で見て、作る人とふれあい、感性豊かな家が出来上がるかどうかは全てあなた次第です。

もちろん、水戸工務店で造る家は安心していただけます。
だから自信を持って現場にご案内できるのです。

明日も構造を見学されたいという方が来られます。
自信をもって、いつもどおりの家造りをご案内したいと思います。

構造を見るにはタイミングが重要です。
ご見学の際はどの段階の家が見たいか、お気軽にお問い合わせください。