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江戸川区での地鎮祭

26日の土曜日、快晴の中、東京都江戸川区にて地鎮祭を行いました。
御夫婦と、3人のお子さん、奥様の御両親が出席された、にぎやかな地鎮祭でした。
当社からは、私と社長が出席させていただきました。

地鎮祭の時間は、約30分程度、とはいえ、子供にとっては長い時間です。
3人のお子さんのうち、二人のお兄ちゃんはちょっと飽きてしまったようですが、一番下の7ヶ月の子はとても静かでいい子に、「神妙に!?」地鎮祭を感じているようでした。

無事に地鎮祭も終了して、記念撮影です。

いい天気に恵まれた、最高の地鎮祭が出来ました。

都内、と言うこともあって、こちらのお宅は、3階建ての建物です。
構造材には、和歌山から直送する強度表示材を採用します。
JASで認定された強度表示材は、構造計算でも材の強度を認められますので、信頼性が高く丈夫です。
安心して頂ける「いい家」になることでしょう。

また、このお宅ならではの特徴としまして、防蟻の施工になります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、このあたりにはアメリカカンザイシロアリの被害の報告が出ています。
カンザイシロアリは日本在来の地下シロアリと異なり、乾いた材木を好んで食害します。
そのため、一般的な防蟻方法、地面からの防蟻方法では防げません。
なにしろ、カンザイシロアリは空を飛んできて屋根から入るのですから、どうしようもありません。

そこでこの家では、すべての木材に防蟻処理を行います。
と言いましても化学合成した薬剤で防蟻を行っては、毒性の心配は当然の事ながら、わずか数年の有効期間では全く意味をなしません。
カンザイシロアリはすべての木材で食害を防がなくてはならない、と言うことは有効期限のある揮発性の薬剤は使えません。

そのため、こちらの防蟻にはホウ酸を選びました。
ホウ酸についてはカンザイシロアリだけではなくシロアリ全般に効果が高く、薬剤の揮発性がなく、安全性が高い物質、と言うことで問題はないのですが、欠点としては水に溶けてしまうことが挙げられます。

工事中に雨に濡れなければ全く問題無いのですが、もう一つの心配は浸水です。
あいにく、この地域は床下浸水の恐れがあります。
そのため、土台と1階の柱には加圧注入の防蟻処理を行うこととしました。
その他は梁、柱、小屋組みは勿論、すべての外周の木材にもホウ酸処理を行うことになりました。
すべての木材、と言うことで、ちょっと苦労はしそうですが、安心できる家になると確信しています。

来月半ばには地盤改良工事の着工となります。

御家族が安心できるいい家を造ることを誓います。